よろこびの里 干支の民話三十六話

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-作者の内嶋善之助さんからのメッセージ-

「よろこびの里 干支の民話三十六話」は、ある障害者の福祉施設で、毎年つくられている干支の置物のために、毎回書き下ろしてきた創作民話を集めたものです。
 1988年の「幸庵とおすわ」から、辰年2024年のために今年6月に書き下ろした「龍眼」まで、36年間の36本の民話が載っています。
 干支の置物は、長崎市の美術家「小崎侃」先生のデザイン・監修によって毎年新しく創作されていて、前年の初夏から「よろこびの里」で作られています。

 最初の作品「幸庵とおすわ」は、島原の民話をもとに書いたものですが、あとは、すべて私の創作による民話です。一編は、原稿用紙7〜8枚ほど。ほんの5分ほどで読める程度のものがたりです。干支の動物が登場する民話ですが、毎回、文体も、構成も、描写も変えて書きました。小崎侃先生の新しい置物デザインが6月頃に出来るので、それを見ながら一月かけ構想を練ります。

 機知にとんだ登場人物、助け合う農民たち、自然の雄々しさや、荒ぶる天災の脅威、神々の不思議な哲学、滑稽な人間と動物たちの交流、不条理な事件、そして人間の愚かさと純粋な子どもたちの心・・・・・そうしたものを毎年、描いてきました。
 まさか千支の民話がこんなにつづくとは、当初想像できませんでした。ふるさとで生まれた「干支の置物」と「干支の民話」・・・・・
 36年かけ書き下ろされた民話36話を、どうぞ、ゆっくり楽しんで読んでください。 (著者)

著者紹介 内嶋 善之助(うちじま ぜんのすけ)
プロフィール
1952年 長崎県島原市に生まれる
1971年 長崎県立島原高等学校卒業
1972年 島原市職員となる
1978年 島原文化会館勤務となる(1989年まで)
1986年 創作舞台の制作を始める
1988年 戯曲「島原・天草の乱レクイエム」を自費出版
1991年 雲仙普賢岳噴火をテーマとした創作を始める
2013年 島原市役所を定年退職
2017年 健康ヨーガ法の指導講師として活動をはじめる

幼いころから物語を創作することを趣味として育つ。
文化会館勤務の頃から、戯曲、演出、役者、舞台美術、音響、舞台監督などを担当して多数の舞台作品を制作。35年以上にわたり舞台活動を続けている。シマバラ表現主義クラブの主宰者。健康ヨーガ法指導講師。

主な著作
「戯曲 島原・天草の乱レクイエム」1988
「火の山の記憶 モノトーンの町」1994(葦書房刊)
「詩集 フゲントピア」1999
「絵本よろこびの里干支の民話」2000(よろこびの里発行)
「詩集 黒のモノローグ」2003・8・15
「朗読集 五十一年目の革命/山番」2004・5・15
「詩集 作品17・地球を冷やす方法」2005・3・20
「往復詩簡 花風と仕事 九州と四国を旅した詩と書簡」2005・8・20
「詩集 時間について」2013・3・31
「絵本よろこびの里干支の民話 第2集』2013・7(よろこびの里発行)
「戯曲 八千個の棺」2015・6-3
「戯曲 沈黙する定点」2016年新版 2016・6・3
「作品集 ひと幕のうつつ 一人芝居・朗読・戯曲」2016・11・15
「戯曲 珈琲とバナナとウィスキー』2019・11・15
「私家版 普賢岳diary 〜日記に描かれた噴火災害の風景〜」2021・3・12
「戯曲 島原の乱レクイエム」2022・11・15

趣味 舞台音響の操作 映画鑑賞 居合道
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